ITコラム

簡単にできる!Wi-Fiの通信速度を上げる方法!

サポート
簡単にできる!Wi-Fiの通信速度を速くする方法!のサムネイルです。

なぜWi-Fiの通信が遅くなる?

Wifiルーター(電波を飛ばす機器)の位置の問題

Wi-Fiの電波が届きにくい場所で機器を使用している場合や通信機器との間に障害物がある場合があります。Wi-Fiの電波を仲介している機器を高い位置に設置すると改善する可能性があります。

デバイスやWi-Fiルーターの一時的な不具合

接続機器やWi-Fiの電波の中間を担う機器(APやルーター)などに一時的に不具合が起きた場合があります。この場合は、対象機器を再起動することで改善する可能性があります。

電波干渉している

Wi-Fiの電波には2.4GHzと5GHzがあります。2.4GHzは家電製品・電子機器が使用している場合が多く、
電波の干渉を受けやすくなっています。通信を行いたい機器が2.4GHzを使用していると電波が
干渉し、Wi-Fiが遅くなる場合があります。この場合、接続機器を5GHzの電波で繋ぐように設定すると、改善する可能性があります。

接続しているデバイスの台数が多い

Wi-Fiルーター(電波を飛ばす機器)には同時に接続できる台数に限りがあります。
接続している機器が増えると通信速度が遅くなる場合があります。

回線契約の問題(インターネットプロバイダ)

契約している回線の問題によって通信が遅くなる場合があります。
詳しくは契約中の回線会社に連絡するか、公式サイトなどで障害情報を確認してみてください。

マルウェアに感染している

マルウェアと呼ばれるウイルスなどの悪意のあるソフトウェアに通信を行いたい機器
自体が感染していた場合に、不正にメモリが使用されるため機器自体のパフォーマンス
低下が起こり、通信が遅くなる場合があります。この場合は接続機器に導入しているセキュリティソフトがあればそちらでウイルスチェック・ウイルススキャンをしてみてください。

通信が遅いと感じたときの対処法は?

Wi-Fiルーターの位置を高い位置に変更する

壁などの障害物が周囲になく、通信を行いたい機器を普段から使用する場所で少し高い位置に
設置するとWi-Fiの電波が届きやすくなります。

機器の再起動

機器の一時的な不具合の可能性もあるので、通信を行いたい機器の再起動を行うか、
Wi-Fiを飛ばしている機器の再起動を行うことで通信の問題が改善される場合があります。

接続台数を減らす

Wi-Fiルーターには同時に接続できる台数に限りがあるので、Wi-Fiに接続している機器が多い環境で
使用している場合、一度接続している機器を減らしてみることも効果的です。

セキュリティソフトを一時的に無効化してみる

多くのセキュリティソフトで導入されている「ファイアウォール保護」機能の影響でブラウザがブロックされる場合があります。
この原因によるネットワーク不調が考えられる場合は一時的に「ファイアウォール保護」機能を無効にして確認することも手段の一つです。
しかし、常に「ファイアウォール保護」機能を無効化しておくことは推奨しませんので、確認したら有効化するように気を付けてください。

ブラウザのキャッシュを消去してみる

ブラウザでいうキャッシュは、Webサイトにアクセスした際のデータを一時的に保存し、次回以降のアクセス時に読み込み速度をスムーズにする仕組みのことです。
このキャッシュが溜まりすぎてしまうことでブラウザを開くのが遅くなっている可能性があります。
接続機器でブラウザのキャッシュを削除してみてください。

上記でお伝えさせていただいたものは、誰でも簡単に出来る対処法です。Wi-Fiの通信が遅くなる原因には様々なものがあげられます。Wi-Fiの原因によって適切な対処を行うことが効果的です。

通信速度に関わる回線の単位、pingやMbpsとは?

Ping値は、データ送受信の際にかかる時間を数値化したもので、通信の応答速度をさしています。
Mbps値は、通信速度を表す単位で1秒間に動かせるデータ容量を表しています。
pingは通信の応答速度を表しているので値が小さいほど通信速度が速いことを表しています。反対にmbpsは一秒間に動かせるデータの容量を表しているので値が大きいほど一度に送るデータの量が多いということになるので通信速度が速いことを表しています。

参考URL:https://wifistore.jp/column/7241
https://wimax-broad.jp/column/units-of-communication-speed/

快適な通信の回線速度は?

快適なインターネットの速度は、おおよそ20Mbpsが目安となります。
しかし、快適なインターネット通信速度の目安は利用用途により異なりますので、利用用途によって通信環境を最適にしていくことが適切であるといえます。

利用用途別最適通信速度は以下の通りです。ぜひ参考にしてみてください。

用途Mbps
メールなどのテキストのみ1Mbps
一般的なWebサイトや標準画質の動画10Mbps
高画質動画30Mbps
大容量ファイルやオンラインゲーム100Mbps
参考:https://www.buffalo.jp/topics/select/detail/wifi-speed.html

無料で簡単に通信速度を確かめる方法は?

Googleのブラウザ上で無料で「インターネット速度テスト」を行えるものがあります。

使い方はとても簡単です。
Google Chromeで「インターネット速度テスト」と検索すると、検索結果の一番上に出てきます。
「速度テストを実行」ボタンを押すと簡単に回線速度を計測してくれます。

ぜひ活用して、ご自身が快適な環境でインターネット通信を行えているのか確かめてみてくださいね。

また、株式会社オアシスでは、企業様の通信速度に関するサポートを行っておりますのでまずはお気軽にご連絡ください!

関連:Wi-Fi接続をプロに見てもらいたい

関連:ネットワーク接続を月額3,000円でプロが管理

関連:IT機器の接続やネットワーク接続に困ったら…