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皆さん突然ですが、「定期的に車のメンテナンス」をしていますか?
車のメンテナンスといえば、洗車、オイル交換、タイヤの空気補充などがあり、これらを行わないと故障の原因になることはご存じですよね?これと同じでPCも定期的なメンテナンスを行わないと、様々なトラブルが起こる可能性がぐーんと高まります。
しかし、「パソコンのメンテナンスがどうして必要なの?」「メンテナンス方法が分からない…」など疑問に思う方もおられるでしょう。
そこで今回の記事では、PCのメンテナンスを怠るリスクや、実際にメンテナンスをする際の方法を紹介します。ぜひ参考にしてください。
パソコンを使用していると、「ディスクの空き容量が不足しています」と画面に表示された経験はないでしょうか?
ストレージの空き容量が不足していると、動作が重くなったり、新たにデータを保存できなくなってしまいます。
パソコンは使用していると、内部の電子が大量に動き摩擦が発生するため熱くなります。
パソコンには熱を逃がす冷却ファンがありますが、冷却ファンは空気を循環させているためホコリが集まりやすい特徴を持っています。
定期的な掃除を行わないと、ファンの羽の間にホコリが溜まり、うまく熱を逃がしてあげられません。その結果、熱暴走を引き起こしてしまいます。
マイクロソフト社が定期的に提供しているWindowsUpdateという言葉ご存じでしょうか。
Windowsには日々、不具合や欠陥、セキュリティ上の脆弱性が発見されており、これを補うのがWindowsUpdate(修正プログラム、セキュリティパッチ)です。
定期的にアップデートを行わなければ、セキュリティリスクが増加する、システムやアプリケーションの動作が不安定になることがあります。
ただ、WindowsUpdateが原因でプログラムに不具合をもたらすこともあるので、修正プログラムが提供されてからすぐインストールするのではなく、インターネットなどを見て不具合の報告などがされていなければアップデートを行うようにしましょう。
有料セキュリティソフトの導入は今やあたり前となっていますが、セキュリティソフトをインストールしているからと言って安心はできません。
日々ウイルスも進化しており、古いバージョンのウイルスソフトを使用していると新たなセキュリティ脅威に対応できなくなる為です。
自動的にアップデートが行われるソフトもありますが、メンテナンスの一環としてウイルスソフトのアップデートを確認すべきです。
デスクトップ上にある「エクスプローラー(黄色いフォルダのアイコン)」をクリックし、開いた画面より「PC」をクリックします。
デバイスとドライブと書かれた項目の下に表示されているWindows(C:)を確認。
空き容量が表示されており、使用メモリが青色ならまだ大丈夫です。こちらの使用メモリが赤色だとデータが圧迫しているので、必要のないデータやファイルは消してください。
ただ、青色であっても今後のことを見据え、常に全体の約25%以上の空き量は確保しておくと良いでしょう。
データやファイルを削除すると「ごみ箱」の中に入りますが、ごみ箱の中身を空にしなければ容量は減らないので、定期的にごみ箱の中も確認し空にしましょう。
必要なものはエアダスター、ハケ、ドライバー
1.電源が落ちていることを確認した後、ドライバーを使ってパネルを外します。この時、ネジをとめる場所を忘れないために、ダンボールなどにネジの位置関係が分かるように挿しておくと良いでしょう。
2.PCをあけたらエアダスターやハケをつかってホコリをとっていきます。この時、ホコリが飛んでも大丈夫な場所で行いましょう。
3.掃除が終了したら、パネルを戻し正しい位置にネジ止めをしていきます。以上が簡単な掃除の方法でした。
パソコンによっては外し方が複雑なものがあります。無理やり外そうとすると壊れてしまうため、PCに詳しい友人やプロに相談してみると良いでしょう。
デスクトップ画面の左下にある窓アイコンをクリック後、左下から出てくる黒いタブの左下のほうにある歯車マークをクリック。
一番上にWindowsの設定と書かれた画面が出てくる。※他の画面が開いた場合は、その画面の左上にあるホームをクリックすれば、Windowsの設定画面に戻ります。
Windowsの設定画面の下にある更新とセキュリティをクリック。
左の項目からWindowsUpdateをクリックし、更新をチェックすると書かれたボタンをクリックする。最新の状態ですと表示されれば、更新完了。
また、その下の欄に更新プログラムのダウンロードという文字があれば、ダウンロードをクリックする。
更新の種類によっては再起動が必要になるものがあり、ExcelやWordなど作業中のファイルがあれば保存し再起動する。再起動はPCのスペック、更新プログラムの大きさによって時間がかかる場合があるので、時間があるときに更新を行った方がよい。
セキュリティソフトを開き、アップデートの項目をクリックする。最新のバージョンが適用されていますなどと表示されたら完了です。
あわせてコンピューターの検査などの項目があれば行うと良いでしょう。アップデートの種類によっては再起動が必要な場合もあります。
以上、今回の記事でした。また次回お会いしましょう!