ITコラム

プログラミングの勉強はどんな種類がある?種別で解説!

システム
プログラミングの勉強はどんな種類がある?

プログラミングはどんな勉強?

ここ最近、小学生からタブレット学習や高校生の共通テストに情報Ⅰ科目が必須になる動きがあります。
つまりとても注目が集まっている「プログラミング」。IT社会になくてはならない知識ということもあり、学びたいな…と思っている方も多いのではないでしょうか。
今回はITソリューションを提供する現役のエンジニア目線で、プログラミングの種類を解説します!

プログラミングは何歳から学ぶ?

プログラミングを学ぶのは何歳からがいいか…と言いますと、年齢に制限はありません。
実際、世界最高齢の現役プログラマーの若宮正子さんは、88歳の御年でも精力的に活躍されています。
学ぶ気持ちがあれば、年齢関係なく誰でも身に着けることが可能です。

しかし、学習の吸収率を気にする場合は、早い年齢から学んでいくことを推奨します。
実際に筆者はプログラミングを大学時代に学び始め、自身でゲームやアプリを開発してきました。
年齢が早い時期から始めた方が、身につきやすいと感じます。

最近では、小学生向けのプログラミング教室や園児向けのカリキュラムも充実してきているため、5歳~6歳くらいからプログラミング学習を始める子も増えてきています。

プログラミングは必須科目?情報Ⅰとの関係は?

早期からプログラミングを始めた方が良い理由は、必須科目追加の流れにもあります。

高校生から習う、「情報Ⅰ」の授業ではプログラミングを科目の内容に取り入れています。
ネットワークの仕組みから情報の取り扱い方などの基礎知識に加え、実際のプログラミング言語を扱う授業を行うことになります。

それに加え、ここ最近は共通テストに情報Ⅰの科目を追加するという動きが活発化しています。

2023年6月14日、河合塾の大学入試サイト「Kei-Net」は、2025年度の共通テストで「情報Ⅰ」の扱いを公表している大学164大学を対象に、実施予定状況を公開しました。

グラフでは、国立大学の共通テストにおける「情報Ⅰ」の実施率が97%、公立大学は必須が44%、他の教科との選択が40%と、半々になっていることがわかります。

それに伴って、昨今の高校教育では「情報Ⅰ」に伴ってプログラミングの勉強を早期から行うことを求められています。

「情報Ⅰ」の共通テストの実施を公開している大学の割合グラフです

プログラミング学習の種類3選!

小学生や高校生や、時間にゆとりのできた高齢者まで幅広く学ぶチャンスのあるプログラミングですが、具体的にはどのような学習方法があるのでしょうか。3種に分けてご紹介します!

テキストプログラミング

テキストプログラミングのイメージ画像

とてもスタンダードなプログラミングがテキストプログラミングに当たります。
「テキストエディタ」という文字入力ツールに決められた形の文章や記号を記入し「コード」を作成します。テキストコーディングとも呼ばれ、世界中行われています。

世の中にあふれているアプリやシステムは、大方このテキストプログラミングによって作成されたものと言っても過言ではありません。

このプログラミング学習のいい点は、本格的で実践的な勉強を行うことができるという点です。

私は業務ではVisual Studio Codeというテキストエディタを使用しています。こちらは公式サイトからダウンロードすれば誰でも環境を構築できます。一部有料の拡張機能もありますが、初心者で学んでいく分には無料版で一切問題ありません。

小学生が独学で行うのは難しいと思いますが、大学生ぐらいであれば、独学で学んでいくことも不可能ではありません。

ビジュアルプログラミング

ビジュアルプログラミングのイメージ画像

小学~高校生のプログラミング学習、パソコンに慣れていない方のプログラミング学習にオススメなのが、ビジュアルプログラミングです。

画像では「Scratch(スクラッチ)」という無料で使えるビジュアルプログラミングツールの画像です。
画像を見てわかるように、ブロックごとに処理が記述されており、ブロックを組み合わせることでプログラムを作成できます。

直感的に分かり易く、プログラムに触れる第一歩としてオススメの勉強方法です。
実際、情報Ⅰの授業で行うプログラミングを、「Scratch(スクラッチ)」で授業をする高校も存在しています。

ロボットプログラミング

ロボットプログラミングのイメージ画像

ロボットを作成してプログラミングを学ぶことも可能です。ロボットの機体を実際に制作し、そのロボットを動かすプログラミングを行うという流れになります。ものづくりに興味のあるお子さまにオススメの勉強方法です。

対象年齢7歳ほどから学習可能で、価格は教材だけで約7,000~15,000円くらいで学ぶことができます。
夏休みの自由研究に行うお子さまも多いですね。もちろん大人でも楽しめるような電子工学のロボットプログラミングキットもあります。

目的に合わせて学習方法を選んでみよう

プログラミングを学ぶ目的や、年齢、自身の興味のあることに応じて、学習方法を選ぶことをオススメします。

実践的なプログラミングを学びたいなら「テキストプログラミング」、初めてのプログラミングなら「ビジュアルプログラミング」、モノづくりが好きなら「ロボットプログラミング」というように特色があります。

プログラミング学習する子供のイメージ画像

独学で難しい場合は「プログラミング教室」がオススメ

プログラミングはどうしても、学んでいくと問題が発生してそれを解決する…そしてまた問題発生…というようなトライ・アンド・エラーを繰り返していきます。
筆者は勉強を独学で始めた当初、発生した問題を自分自身で解決できず、結局最後まで問題が残り続けてしまった…というようなことがありました。そんな時、相談できる相手がいたらいいな…と思うこともありました。
独学で学んで自分だけで解決できなくなったら、プログラミング教室の受講をオススメします。

教室の種類は?種類と選び方のコツ

教材や教室の傾向によって、対面型の「通塾形式」と「オンライン形式」の二つがあります。
この種類によって、学習の仕方が変わるので慎重に選びたいところです。

細かなサポートを受けたい人は「通塾形式」

対面で講師とやりとりできる「通塾形式」は、細かいサポートをしてほしい人にオススメです。
特にまだ学習を始めて間もない人は、学習中に思いもよらないところから問題が発生することが多々あります。状況を共有しやすい対面式は、講師とのやり取りが綿密にできてオススメです。

時間に縛られたくない人は「オンライン形式」

対して、通う手間に縛られないのが「オンライン形式」です。ネットワーク関係やIT環境が整っていれば場所を選ばない点が優秀です。教室によっては動画学習ができる場合もあり、わかるまで動画を見直しすることができます。
講師とはチャットでやり取りをすることができ、気楽に学習が可能です。

自分に合う教室を選びたいなら、無料体験会に参加してみよう

自分に合った学習方法や教室を見つけるためにも、無料体験会の参加をオススメします。
中には、無料体験に参加すると入学金無料になる教室もあります。

株式会社オアシスでは、実際に活躍している現役エンジニアによる小学生から通えるプログラミング教室を開講しています。

季節限定のオリジナルプログラムが体験できる「季節の体験会」から通年いつでも体験できる無料体験会まで大好評開催中です。体験会参加者はご契約時に入学金無料になります。ぜひご参加ください。

関連:3月4月に無料体験会実施決定!体験会参加者は入学金無料

関連:高校生はプログラミングが必要?どうやって勉強するのがいいの?

株式会社オアシスが経営する小学生向けプログラミング教室オアシスラボの公式サイトへ移動します